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軍艦島(見学ツアー上陸)

写真を撮っていなかったのだが、桟橋から島への途中には頑丈そうなゲートが作られており、見学船が着くたびに係員が開閉しているようである。
要は現在では不法侵入時は正面突破が出来ないということである。
桟橋は結構大きいので、100人くらいの客だったらそれほど混雑しているという感じはしない。

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ここが、ゲートを通過して島内に入ったところ。
低い視点で撮影すると他のお客がわんさか写ってしまうのでこれはかなり高い視点で撮影している。

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上陸して左手を見ると、炭鉱施設の残骸と小中学校の裏っ側が見える。

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少し角度を変えると、3号棟と65号棟も見える。

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小中学校の裏側を少し望遠で。学校裏には体育館があるはずなのだが、どれなのかよくわからない。左下の鉄骨だけのやつだろうか。

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ちょっとカメラを頭上に掲げて高い位置で撮影。総合事務所の上部と30号棟の側面?

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文字の色味?の関係で看板の文字が飛んでしまっているが、「立入禁止」と書かれていた、様な気がする。管理者は読める。

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貯水棟と端島灯台。

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二坑口桟橋跡の後ろに3号棟。

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高いところにあって目に付くので3号棟の写真ばかり撮っている。

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このときは行きは「第一見学広場」では止まらずに進んで行ったような気がする。

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灯台のみは現役施設で1989年?に新築された太陽光発電灯台なのだ。

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この辺は「第二見学広場」で立ち止まってあっちこっち見ているところだったと思う。

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事務所周辺に寄って見ると落書きっぽい物が見える。この辺が手持ちのカメラの限界なのではっきりわからない。

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寄って見ると、コンクリートの中に木材が埋め込まれているのがわかる。

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「第三見学広場」に向かって歩き出したところ。

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第三見学広場は軍艦島南端のプール前にあるが、プールの写真を撮るのは忘れていた。

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このタイプの護岸擁壁は『天川』という工法の石積みで作られた物で、明治時代の産物なので、世界遺産の一部らしい。逆に建造物は一部の炭鉱施設跡を除いて大正時代以降の築であるため、世界遺産の一部とはされていない。でも、建造物のインパクト無しでも世界遺産に推薦されたのかと問われると微妙な気がするね。

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これは護岸壁のところどころにある「排水溝」コンクリートの埋立地と護岸で囲まれた軍艦島は自然の水はけというのはないので、内部の海水を人工的に排出する必要があったのだ。

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『第三見学広場』に到着している状態。最前方にはガイドの人がいて、なにやら30号棟の解説をしているのだが、前方に乗客が固まっているので写真が撮り難い。

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向かって右側、上から三段目の崩壊している窓を望遠で寄って見る。天井は抜けっぱなしの様子である。

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31号棟のデザインは『防波堤』となることも前提になっていたらしく、高波や台風の時には、高級職員住宅を波風から守っていたそうである。で、その中に住んでる鉱員は。

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これは仕上げ工場跡。見る角度によっては複雑なデザインである。

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第二見学広場方向に戻っていく途中。

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高いところにあるので、以下略。寄って見ても角度的に天井ばかり写って部屋の中の様子はいまひとつわからない。

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『第一見学広場』には行きはすどおりだったが復路で停留して解説をしてくれていた。ちょっと気を抜くとこれくらいの乗客がフレームインするので撮影時はカメラの角度とか方向の工夫が必要だ。右端のイギリス人はおそらく身長2mは超えていたと思う。

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この辺で、桟橋に戻って乗船するように指示が出る。どっちにしてもこれ以上の範囲は散策できないので、時間的にはちょうど良かったような気もする。限られた時間と範囲でもっといい写真を撮るためには、もう少しの慣れとそこそこ高級な機材が必要な気がした。

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最後に65号棟屋上をしつこく撮影。

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小中学校も最大望遠で。

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ゲートから追い出されて桟橋へ。いや、今日の天気は気持ち悪いくらい穏やかだった。

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どうしても一番目立っている3号棟。

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いまひとつ目立たない2号棟と大きな神殿。木の陰に境内への階段も見えている。

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天川護岸を見ながら出航。

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鳶のお見送り。

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光の屈折で小中学校の壁面に重なって写ったほかの乗客の腕の影。心霊写真ではない。

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ピンあまな感じで写っている教職員アパート「ちどり荘」を最後に端島から離れていく。

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これはマーキュリー号内の映像資料。『サヨナラ ハシマ』
約二時間の軍艦島上陸・周遊ツアーだったが、結構良くできていて退屈することも無ければ、疲労を感じることも無く楽しめた。船会社の乗船比較もして見たいところだが、自宅からの微妙な距離が再上陸の意欲をそいでしまっている。見学施設が拡充されたり、一部の建造物でも内部の散策可能になれば、確実に再上陸すると思うが。時の流れによる状態の変化はその逆の方向に進ませそうな気がする。

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オマケ。これは常盤ターミナルビル内の売店裏の待合所?に掲示されている端島の資料色々。あんまり見ている人はいないが、資料の数や内容はそこそこ充実している。しかし角のパンフレットは何かよくわからない資料だったような気がする。手には取ったが読まずに持ち帰りもしなかった。

恐怖スポット度★(観光上陸である限り)