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怪奇!アンビリーバブル~衝撃!人を殺す呪われた封印写真の謎に迫る!!

監督: 福田陽平
出演: 小野真由美
販売元: ブロードウェイ

発売日2013/01/08

時間: 82分

心霊写真を題材にフェイクな検証と再現フィルムで送るシリーズ27弾。前作とのインターバルは10ヶ月程度だろうか。シリーズ復活の予感。。。はあまりしない。
前作では、従来の構成を見直して、メインの心霊写真数枚の検証に重点を置いて、ドキュメンタリー色を強くして、他の部分は大量の心霊写真(ほぼ合成)をスライド的に表示していく構成だったが、今回は、従来の3エピソードとエピソード間の心霊写真紹介という構成に戻している。
多少力が入っているとすれば、収録時間が82分という長尺になっていることだろうか。これはエピソード1が、前編後編に分かれているのも影響しているだろう。

今回も前回に引き続き、『呪いのビデオ』の監督をしていた人材から『福田陽平』監督が演出、構成を担当している。が、特に目新しいところも無く、アンビリのテンプレートどおりに構成された作品である。
呪いのビデオからのエッセンスは、「視聴は自己責任」というテロップを流して、閲覧注意画像で不安を煽るという演出があるが、使い古された感は強い。

パル企画→ブロードウェイという作品では、いろんな新人プロデューサーや監督を使ってホラードキュメント作品を制作してきたが、皆、移籍?や独立が早く、進むスタッフ不足の中、自主制作の作品は年々減少してきていた。まあ『呪いのビデオ』はまだまだ健在だが、共に?歩んできた『アンビリーバブル』はそろそろ打ち止めの予感。

エピソード1『やじるし』(前編)
何枚かの心霊写真が紹介され、一枚の集合写真がピックアップされる。

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この写真は大学のラクロス?サークルの合宿の時の一枚らしく、というか、全員目線でほぼ全員同じ服装だと、誰が誰かまったく区別がつきませんが。

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そこで、普通ならワケワカメの一言で、見るのをやめても良いところを、何度も視聴して、確認してテキストを追加した画像も作ったのでご覧いただこう。
写真上部の一人だけ上着を着ている『木内』は既に自殺しているらしい。中央向かって左の『浅田』は行方不明。中央右の『中村』は結婚を控えている、って意味あるのか。
投稿者は『奥田』と『林』の二名で、写真真ん中に写っている誰の物かわからない手が『浅田』を指差しているから、行方不明になったのではないか、という相談を持ちかけてきたというわけだ。
なお、この手は、写真を撮った当時は写っていなかった、という。

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編集部を訪ねる投稿者、なのだが写真に目線なのに素顔だとおかしいとでもいうのか、きっちり顔にはボカシが入っている。写真の人物と同一人物かどうかはやや微妙な感じ。
相談内容は、行方不明の浅田さんを探して欲しいとかではなく、写真(と自分たち)の『お祓い』をして欲しいとのこと。なんで?
中村さんが結婚を予定しているからとかいっているが、なんで行方不明の浅田さんよりも中村さん優先で、なおかつ、そのためになぜ自分たちのお祓いなのかな。
結婚を予定している中村さんではなく、この『二人』をお祓いしてどうなるのか。というところが伏線なのだろうが、普通に視聴してもそれが伏線だなどとわからないところが、本作が駄作の域を出ないことの証明だろう。
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「投稿者は、お祓いを懇願した」ので、とか言って二人をお祓いにつれていく。神主にまでボカシを入れる必要があるのか。

この後、スタッフ(レポーター)の『出川鉄平』と『小野真由美』が適当にディスカッション、気になる点を独自調査することになる。特に二人が気になったのが、『浅田』の行方だったのだが、これも適当に端折って、SNSで浅田さんの足跡を辿った…
ということで会社の同僚を発見、浅田さんは精神を病んで休職中との情報を得、また実家の住所を聞き、関西にあるという実家を直接訪問するも、門前払い。置手紙をして退散、というところで前編終了。
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エラ張りですごいアヒル口の小野真由美嬢。これはこれでチャーミングなのは、お目目パッチリさんだからだろうか。

エピソード2『○○さん』
インターバルとして数枚の心霊写真が紹介され、またしても一枚がピックアップされる。それが以下の写真である。
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一見普通の集合写真であるが、中央に写る女性の顔が少々いびつである。
投稿内容は、女性の顔が不自然というのではなく、知らない女性がカメラ目線で写っているのが気味が悪いという内容の投稿である。
顔がボカシでない人物が三人いるが、このあと三人にインタビューが開始する。

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投稿者たちは、問題の女性は当時その場にはいなかった。とコメントするが、以後の出番はなし。せっかく顔出しだったのに、これだけか、と役を担当した劇団員たちは思ったことだろう。

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編集部では、同じ顔(いびつな顔)に見覚えがある、以前の投稿写真に同じ人物が写っていた。という展開になり、以前の投稿写真を掘り出すことに。
掘り出された写真はクラブの従業員のスナップとのことで、投稿者にインタビューする。(どれが投稿者かよくわからん)
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ボカシの入った投稿者、美登利氏(源氏名)はクラブのママらしいのだが、声の低さと体型からしてニューハーフなのではないか、と思うのだが違うのだろうか。
美登利氏によれば、写真に写っている従業員たちは何とも無いが、写真を見た女の子の一人が、視力が著しく低下する難病(器具を使っても矯正できない)になった。という話をしてくれて出番終わり。

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その後も、編集部にある過去の投稿写真を再度確認してみると、次々にいびつな顔の女性が写りこんでいる投稿写真が見つかる。AD真由美はなぜかこの時、投稿を受け取ったときは普通の写真として「調査の対象としなかった」といいたいのだと思うが、何度も何度も何度も何度も噛む。。ダメっ子演出だろうか。

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そしてまた、いびつな顔の女性が写る写真が発掘。工場での集合写真だが、ひとり後ろでスマホをいじっている男性が投稿者。スマホに夢中で問題の女性が目の前にいるのに気づいていなかったらしい。

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スマホに夢中男が編集部を訪問。なんかシリーズの過去作に出ていたような気がするのだが。彼はこの集合写真を撮ってすぐになぜか工場を解雇されたらしいが、写真とは何も関係ない気がする。それは関係ないとして、彼の談話では、問題の女性を気持ち悪いといった『チョコちゃん』(集合写真一番手前の女性)の顔にアザができたという。「チョコちゃんのほうが余程ブ○イクなのに自業自得」と投稿者は暴言。

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どんどん出てくる、いびつな顔の女性の写った写真。これはバイト仲間の食事会での写真らしい。

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今度は投稿者宅を訪問。なぜか投稿者の佐倉さん宅には、姓の異なる親しげな男がおり、このあと佐倉さんを抱きしめて愛を語る、かのような変なシーンになる。野茂氏から抱きしめられ、佐倉さんは問題の女性から襲われたという談話をしてくれる。そして襲われた後、視力がどんどん落ちているらしい。襲われるシーンの再現Vあり。

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取材を進めるうち、なし崩しに、いびつな顔をした女性の子どもの頃を知る女子高生がやってくる。登場人物の中では、いちばん可愛く見える役者なのに、顔にはぼかし、演出にこだわったがための大きな欠陥。音声も本人にマイクを向けていなかったのか、非常に聞き取りにくく、そのため女子高生の談話内容の男声ナレーションをかぶせているという謎演出。

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再現Vが始まり、過去のいびつな顔の女性が公園で遊んでいるところ。顔はちょっとヒラメだが、スタイルがかなり良い。服装も露出が多めで、子どもでありながらお色気要員として十分合格だったりする。

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しかし、車の下で「かくれんぼ」していたところ・・・で、いびつな顔になったらしい。名前も『マサコ』さんと判明。
それからの経緯は定かではないが、マサコさんはいびつになった顔を苦にするあまり、都市伝説(本編オリジナル)の怪異へと変化してしまったらしい。心霊写真として方々で写り込み、その顔を気持ち悪がった者に、自分と同様に顔に怪我や病気を負わせるというのだ。

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続けて再現V。マサコさんの噂話をしていて、うっかり「気持ち悪い」と声に出したボッチャリ女子高生(かなりのポチャ子だが顔は可愛い、有村架純激似?)の元にいびつメイクをしたマサコさん登場。
大作っぽい演出の割に、ここでエピソードは終わりだが、実はシリーズ次弾に後編が収録されている。

エピソード3『自殺の瞬間』
次の写真がピックアップされる。写真は青木ヶ原樹海で撮られたものだが、カメラを構えた女性をもう一人が撮影したところ、後ろに首を吊ったような人物が写りこんでいたらしい。
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投稿者宅を訪問すると、またしても名字の違う男女が一緒に住んでいる。監督がこのパターンがすきなのだろうか。女性は問題の写真に映っている女性、男性は撮影した人、男性は写真家っぽい演出である。
談話によれば、後ろに写っている首吊りの男性は焼き増しするたび、角度が変わるらしい。このネタはシリーズ第3弾くらいにも使われていたが、そっちは焼き増ししないでもどんどん振り向いていくというものだった。

で、実地検証
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投稿者側の女性がちょっといい女風なためか、対抗した小野はメガネっ娘を返上して、いい女風を決めて検証に臨むのであった。

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投稿写真の位置関係を確かめてみる。小野は背後の首吊り男の役回りを担当。
エピソードは終わりだが、まだここは伏線として置かれている。ただ、初見では落ちが何のことだかわからないだろう。