SHINREI SHASHINBU REBOOT 001

心霊写真部 ReBoot ディレクターズ・カット

出演: 松永有紗,上野優華,伊藤陽佑, 小宮有紗, 市島琳香, 安田愛里

監督: 永江二朗

販売元: キングレコード

発売日2016/11/3

時間: 88分

携帯小説、オリジナルビデオドラマ、劇場版となかなかに息の長い作品となった本作であるが、オリジナルと劇場の間が5年も開いていたのに1年足らずに新作?が発表された。
『心霊写真部 リブート』である。
販売スタイルとしては、ネット配信(有料&期間限定無料)もしくはレンタルDVDのみであるため、もともとニコ動でのユーザーは普通に無料で視聴したと思われるが、それにしても『物』として手元に置くのがやや難な形態であり、かつタマがかなり少ない(レンタルショップに置いていない)ので、知名度向上にはあまり寄与しない気もする。物としての形態を持たないデジタルコンテンツは0・1の羅列の海に漂う儚い存在なのだ。
レンタル版はディレクターズカットと題されているが、ネット版との違いはよくわからなかった。メイキングも収録されているが、これはネット配信されていた物とたぶん全く同じだろう。(いや?DVD収録の方が少し長いかも)

おさらい 心霊写真部 壱限目 弐限目 劇場版

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ん?『第一話 廃墟』ってどこかで、とボケるまでもなく『リブート』なのでオリジナルビデオ版のリメイク要素が濃い作品だということである。ちなみにオリジナルの方は『第一話 廃墟できもだめし』である。
オリジナルの足柄学園も取り壊されたので、今回は違う廃墟での撮影。ここも管理廃墟だが、詳しくはトリビアでも見てください。

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今回新にフューチャーされたのがPOV映像、というかほとんどの映像はPOV進行する。映画研究部員2人(市島琳香, 安田愛里)が心霊写真部の活動を記録してドキュメンタリー映画を製作するという設定でストーリーが進行するためだ。個人的には市島嬢の頬のニキビが良い意味で気になる。クレアラシルしよう。
このPOV映像、巷の感想は概ね否定的である。
POV映像って普通、撮っている人が主人公のことが多いと思うんだが、本作の場合はいわゆるモブに近いのもちょっと問題なのだと思う。



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佳夕(主人公)の入部エピソードを経て、廃墟での心霊写真を調べるおなじみの3人・・ん?なんか佳夕の顔が違うぞ。とボケるまでもなくキャストがまた変わっている。(部長とリリは続投)劇場版から1年たらずなんだから奥仲嬢でお願いしますよ。今回の松永さんは佳夕役としては、なんか弱い(強い?)。佳夕はもっとベビーフェイスの方がよいと思う。(中村静香の印象が強かったこともあるか?)

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オリジナルの足柄学園の浴室での痙攣シーンの再現。POVを継続しているのは市島だが、霊は佳夕にしか見えていないと考えてよいだろう。他の三人は激しく痙攣しているが、POVならではのローアングルでこういうショットになってしまっている。見せパンにしては布面積が狭いですな。(リリの方は短パンみたいなの穿いてます)

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人形を見つけて事件解決。いつの間にか佳夕が市島のハンディカムを引き継いでる。
もともと廃墟の話は、佳夕の入部と謎の少女との出会い、霊感の萌芽を描いたパートだったのだが、設定上誰かがPOVを継続しないといけないため市島は痙攣しないのだ。(実際はハンディカムを佳夕に渡した後、少し痙攣する)で、霊の姿は佳夕だけに見えた(佳夕主観の映像)のか、市島も見ていたのか(ハンディカムに捕らえられた映像)というのが画面からは読み取れない。

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謎の少女(一ノ谷玲花)役も変更されており、今度はちょっと丸っこい顔の中村有紗が演じている。(イメージがそれほど違わないのは、玲花はある意味演じやすい役柄だからかも)佳夕役の松永有紗と名前が漢字まで同じなのは狙った配役だったのかもしれない。

POV映像だと話の流れがかなりわかりにくいと思うが、簡単に『廃墟』のあらすじは、心霊写真部に届けられた廃墟の心霊写真からその廃墟に出かけ、霊障らしき物は、写真に写った一団が廃墟の人形を持ち出したために起きていることに気づき(佳夕が)、車の事故現場から人形を発見、元の場所に戻すことで解決、という内容。
たぶんリブートが廃墟エピソード初見の人は、あらすじがよくわからなかっただろう。

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